〒971-8182 いわき市泉町滝尻字根ノ町73
立身出世祈願〜「こいのぼり」が「鯉幟」と表記される理由は?
鯉の滝昇りは、立身出世祈願として、節句の幟旗である「いわき絵のぼり」でも馴染み深い図柄です。
その起源は古代中国にあり、「急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、天まで昇って龍になる」という 登竜門の故事が元になっています。この伝説をもとに、日本でも立身出世の象徴として盛んに絵画が描かれるようになりました。
※当工房では、「滝登りに成功し、天まで昇る」という成功祈願の意味を込めて、「滝登り」ではなく「滝昇り」と表記しています。
江戸初期から、「鯉の滝昇り」は節句の絵のぼりでも男児の立身出世祈願の象徴として盛んに描かれており、最も古い図柄の一つです。
また江戸中期になると、庶民が絵のぼりの「鯉の滝昇り」の図柄から、鯉の形を模した吹流しである「こいのぼり」を開発し、絵のぼりの付属品として飾ったとされています。
吹き流し型であるにもかかわらず、「こいのぼり」を漢字で書くと「鯉幟」(鯉の“のぼり旗”の意味)と表記するのは、そのような成り立ちに由来しています。
こうして歴史を振り返ると、「鯉の滝昇り」は絵のぼりの中で最も重要な図柄の一つと言えるでしょう。
いわき絵のぼり吉田
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鯉の滝昇り(滝登り)/登竜門の他、以下に各図柄由来もご紹介 |
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