〒971-8182 いわき市泉町滝尻字根ノ町73
牛若丸と武蔵坊弁慶の五条大橋での闘いは、平安時代末期の逸話として広く愛されています。一般的に知られるエピソードは、創作が加わり、以下のような物語として親しまれています。
破戒僧の弁慶は、自分のゲン担ぎとして1000本の刀を集めようとし、五条橋を渡る者に
そうして999本まで刀を集めた弁慶の前に通りかかったのは、被衣をまとう華奢な牛若丸(源義経)でした。
弁慶は薙刀で襲いかかりますが、身軽で素早くかわす牛若丸に翻弄され、結局倒れてしまいます。 降参した弁慶は心を入れ替え、牛若丸(義経)の側近となり大いに貢献します。
このエピソードは、江戸時代から絵のぼりでも人気が高く、現在においてもよく描かれています。 弁慶という乱暴な性格の大男を、少年である牛若丸が軽快に倒す様子は、「柔能制剛(柔よく剛を制す)」という教訓を表しており、人々に愛されてきました。
牛若丸と弁慶の由来を描く本図では、弁慶の薙刀をかわす牛若丸が、被っていた華奢な被衣を脱ぎ捨てる瞬間を描いています。 江戸時代の浮世絵に描かれる伝統的な作風で制作しました。
いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇
→Wikipedia源義経のページを見る
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牛若丸と弁慶の他、以下に各図柄由来もご紹介 |
以下、いわき絵のぼり図柄の由来一覧です。 |
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説話、神話 |
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武者絵 |
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動物 |
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この記事の執筆者:いわき絵のぼり吉田の絵師
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手描き武者のぼり「いわき絵のぼり吉田」。福島県指定伝統的工芸品。 |
[伝統的な屋外庭飾り]
五月の空を勇壮に彩る、人生の門出にふさわしい「旗印」です。 福島県指定伝統的工芸品 |
初節句を彩る「いわき絵のぼり」の紹介動画です。
— いわき絵のぼり絵師 辰昇 (@enoborishinsho) March 23, 2024
これまでにお客様から寄せられた貴重な写真の数々、初節句の勇壮な雰囲気をご覧ください。#いわき絵のぼり #初節句 #こどもの日 pic.twitter.com/b5MEGGyTq7
「降り龍図大幟」木綿に顔料
— いわき絵のぼり絵師 辰昇 (@enoborishinsho) April 18, 2024
作画のつづき、縦長画像です。 pic.twitter.com/e29bFdvyJW
「波兎図」
— いわき絵のぼり絵師 辰昇 (@enoborishinsho) April 17, 2024
室内用いわき絵のぼりです。
【由来】
兎は多産であることから、五月節句の絵のぼりでは、お子様の人生の繁栄を願う絵柄です。
この題材は江戸時代など古い時期に親しまれていたようですが、素敵な画題なので、近年復活させました。#端午の節句#初節句#いわき絵のぼり pic.twitter.com/LaWM2n0OrW
投稿が遅くなってしまいましたが、
— 北彩養鯉 (@irodori_koinbr) April 15, 2024
先日いわき絵幟の辰昇先生の工房見学をさせていただきました。お忙しい中有難う御座いました。
絵幟の歴史を堪能出来る空間でした。
中でもやっぱり先生の作る鍾馗幟旗は生で見ると迫力がヤバかったです。
生で見なきゃもったいないです!
→続く@ pic.twitter.com/Xiqx2eWxw1
「鍾馗(しょうき)」様、屋外用いわき絵のぼり制作途中です。
— いわき絵のぼり絵師 辰昇 (@enoborishinsho) March 22, 2024
鍾馗様は邪気を払う神様です。
江戸時代以降、節句幟(武者のぼり)の人気の画題となり、男児の健やかな成長を願って端午の節句に飾られるようになりました。#いわき絵のぼり#端午の節句 pic.twitter.com/y10zhQ73bB