“龍”の由来 〜招福・出世祈願・身体堅固・快気祝

●龍は古代中国の「四方四神」という思想に出てくる守り神として、中国から伝わりました。
日本に入ってからの龍は、主に雨乞い祈願などの天候を司る竜神、それに伴う農耕の神として広く
神社仏閣に浸透しました。
●日本の絵画の世界では、龍は主に立身出世の象徴や瑞兆をもたらす吉祥画として描かれてき
ました。古代中国で「急流の滝を登りきる鯉は、登竜門をくぐり、天まで昇って龍になる」とされ
ていた事から龍は立身出世の象徴となったようです。絵のぼりで龍が描かれる場合も、子供の立
身出世や幸せな人生の祈願として描かれます。
●明治〜昭和期のいわき絵のぼり師、近藤辰治は棟上式(上棟式)のときに飾る「矢羽根(やばね)」(板
に鶴亀や龍、かぶらなどめでたい図柄を書くもの)を手がけており、龍もその図柄の一種として代々描かれ
てきています。
いわき絵のぼり師 辰昇(しんしょう)
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