—— 熊と相撲を取る、巨鯉をつかまえる──
そんな逞しい逸話で知られる金太郎。
そのモデルは、
平安時代の武士・坂田公時とされています。
公時は源頼光に仕えた四天王の一人で、
酒呑童子退治の武功で名を馳せました。
—— 江戸時代になると、
坂田公時を主人公とした浄瑠璃などが上演され、
その幼少期の姿として金太郎が描かれるようになります。
当初は「怪童丸」と呼ばれていましたが、
やがて子どもとしての金太郎の姿が広く知られ、
節句の図柄として定着していきました。
—— 「鯉に金太郎」(通称こいきん)は、
江戸時代から描かれてきた伝統的な図柄です。
金太郎の力強さは、
身体堅固──丈夫に育つことを象徴し、
鯉は、滝を登って龍になるという伝承から、
立身出世の象徴とされてきました。
この二つが組み合わさることで、
「健やかに、そして立派に成長してほしい」という願いが、
一枚の図柄に込められています。
また、端午の節句に掲げられる鯉のぼりも、
もともとは絵のぼりに描かれた鯉図から発展したものといわれています。
—— 絵のぼりの制作やご相談については、
下記よりご案内しております。
まだ具体的にお決まりでない方も、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
文・辰昇|絵のぼり絵師
福島県いわき市
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松重豊さん出演「福島豊」Youtubeシリーズにて、
絵のぼり工房として紹介されています。
工房訪問回および絵のぼりのお披露目回です。
人の集まるハレの場を象徴する、ユーモラスな「旗印」として。
松重豊さんが工房へ(第7話)
絵のぼりお披露目(第8話)