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手描き武者のぼり制作いわき絵のぼり吉田 三代目絵師辰昇

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12.神功皇后図幟(じんぐうこうごうずのぼり) -豪華な筒描き 非売品

筒描き 神功皇后図幟お顔のアップ

神功皇后図幟(筒描き)-無銘

筒描き 神功皇后図幟 無銘 江戸後期01
  • 題名:神功皇后図幟
  • 時代:江戸後期
  • 産地:不詳
  • 作者:無銘(紺屋)
  • 素材:木綿
  • 技法:筒描き
  • 寸法:約820×約75cm
  • 所蔵:いわき絵のぼり吉田

江戸時代に豪華な絵のぼりを飾ったのは誰?

筒描き 神功皇后図幟 無銘 江戸後期02
筒描き 神功皇后図幟 無銘 江戸後期03

神功皇后図は江戸時代最も人気のあった題材のひとつ

今でも八幡神社の御祭神として、長い間信仰を集める応神天皇とその母親神功皇后。
神功皇后図は、親子健康や安産、そして武運長久の象徴として、江戸期の端午の節句に最も親しまれた画題のひとつです。

贅を尽くした染色画を飾れたのは?

ところでこの絵のぼりは、肉筆画とは少し異なります。
それは、「筒描き」という染色技法で、腕の良い紺屋(染物屋)によって制作されています。
筒描きとは、輪郭線を白く染め残す染色技法です。
ここでの技法の詳細な説明は省きますが、端的に言うと「友禅染の大画面版」といったところでしょうか。
おそらく、この作品は、現在と比較してはるかに時間と予算をかけて制作されたものでしょう。
江戸時代に、このように贅沢を極めた五月節句幟を飾れたのは、武家、商家、豪農など。
その家門の跡継ぎとなる、男児の初節句を全力で祝いました。

長年使用された歴史

筒描き 神功皇后図幟 無銘 江戸後期04

長い歴史を物語る、補筆された絵のぼり

この作品は長い年月にわたり飾られてきたようで、藍の天然染料がかなり退色している箇所があります。
後世の人が手で修復した跡が見受けられ、特に黒色部分には拙い箇所もあります。
それでも、これらの修復も含めて、これまでの長い歴史を物語る一部なのかもしれません。

いわき絵のぼり吉田 絵師辰昇(しんしょう)

→Wikipedia神功皇后のページを見る

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